第17回全国地域安全マップコンテスト表彰
今回も全国から多数のご応募を頂きありがとうございました。応募作品数:240点,参加人数:357名の参加がありました。今回ご応募頂いた作品もレベルが高く、審査も非常に難航しました。
選考ポイントに基づく公平な審査の結果、地域や学校に偏りが出る場合もあります。今回、賞に手の届かなかった学校や個人のみなさん、次回のご応募をお待ちしております。
審査員による協議の結果、『セコム賞』『危険回避賞』『オゴー賞』『努力賞』『アイデア賞』『チャレンジ賞』『グループ賞』の各優秀賞を選定しました。追って、表彰状並びに該当賞品をお届けいたします。
第17回全国地域安全マップコンテスト表彰作品
【受賞作品】11作品
【選考ポイント】
「作品募集要項」6番に記載してある選考ポイントに準拠しています。選考ポイントはこちら
また作品の美しさよりも極力子ども自身の手によるものを重視した審査としております。
東京都 玉川聖学院
製作者:Wさん
「防犯」という観点で抜群の作品です。
地域で危険レベルを表してる点も今までにない視点で、昼と夜のシーンの違いも表しており、よく考えられた作品です。
防犯カメラの補助金制度まで調査しており深く学んでいる様子が伝わります。
東京都 東洋英和女学院
製作者:Kさん
マップも見やすく、楽しんで作製している上、見ている人にも伝わりやすいように、
危険レベルごとに紙の色が変えてある等、たくさんの工夫がされています。総合的に素晴らしいマップでした。
新潟県 中野山コミュニティ
製作者:ゼリー隊の皆さん
楽しんで作っている事、警察等にもインタビューをしている事、ゼリー隊のメンバー全員がコメントをしている事が良かったです。
楽しんで作られているので、マップ作製が今後の生活にも役立つ有意義な経験になったのではないでしょうか。
東京都 東洋英和女学院
製作者:Tさん
このマップの作り方には驚きました。昼は白い紙、夜は黒い紙で作製された工夫も独特で良かったです。
昼と夜の安全なポイント、危険なポイントが丁寧にまとめられていました。
東京都東洋英和女学院
製作者:Nさん
家族で作った感じが良かったです。
ピアノに行く道、等具体的な動きが書いてあり、解説がとても丁寧でした。様々な視点で様々な注意が書いてあり良かったです。
東京都 玉川聖学院
製作者:Yさん
丁寧に作られており、マップとしても完成度が高かったです。普段から注意深く街をよく見ているのが伝わる作品でした。
岡山県 琴浦西小学校
製作者:Kさん
なぜそのポイントが安全なのか、危険なのかかが具体機に書いてある点が良かったです。
今回のマップは交通安全に特化しているので、是非防犯という視点で作ってみてください。
岡山県 琴浦南小学校
製作者:Nさん、Kさん
写真をたくさん貼ったり、道路の色を変えて分かりやすく表現していました。
次回はそれに対しての解説と、防犯という観点でマップ作製に挑戦してみてください。
広島県 落合東小学校
製作者:3年生Kコースの皆さん
子ども110番の家がよく調べられています。
写真と解説を線で結ぶ等、関連付けができればより良いマップになると思います。
是非、次回もチャレンジして頂きたいです。
広島県 湯来西小学校
製作者:3年生・4年生の皆さん
皆で力を合わせて作られており、一生懸命に作成された熱意やパワーを感じました。
地形的に地図を描くのが難しい場所ですが、工夫をしてマップを作製された力作だと思いました。
審査風景 受賞作品
協力
学生ボランティア「PACE」のメンバー
福山大学、広島経済大学、安田女子大学、比治山大学、広島文教女子大学、広島大学の学生により構成された、大学生による「地域安全マップづくり」を支援するネットワーク組織です。
コンセプト
「子どもの安全に注意を向ける熱心な企画・集まり、子どもの歩調に合わせて歩んでいきましょう!」
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/anzen/kodomo-pace-2.html
最終審査員
セコム株式会社 http://www.secom.co.jp/
主務研究員 舟生岳夫 氏
- 安心子育て応援サイト「子どもの安全ブログ」ナビゲーター
https://www.secom.co.jp/kodomo/ - キッズデザイン協議会理事
http://www.kidsdesign.jp/
子どもの危険回避研究所 https://kodomo-kikenkaihi.amebaownd.com/
所長 横矢真理 氏
- 子どもの危険回避研究所所長
- 東京大学生産技術研究所目黒研究室(都市震災軽減工学)研究員
- 防災士
- 元港区教育委員
オゴー産業株式会社
営業本部 片山一昌、経営企画部 溝原誠志 檜垣雅子 上霜佳美
総評
本マップコンテストは、次回で第18回の開催を迎えます。
全国の子どもたち一人一人が危険回避能力を高め、地域の防犯活動に少しでもお役に立ちたいという思いで進めてまいります。
4月頃、当ホームページにて告知案内いたします。乞うご期待ください。
※本コンテストは、作品の優劣を決めることが最終目的ではありません。この活動を根強く広め、本当の安全・安心につながるようにとの思いを込めて開催しております。